2015年10月23日金曜日

ドクとマーティは来なかったけど。

こんにちは。澄んだ青い空と熟した柿の色のコントラストがキレイな時期ですね。
映画好きな師山事業所の齋藤です。

2015年10月21日は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」でドクとマーティがタイムトラベルした日でした。ニュースなどで取り上げられてましたので、あぁそうか、と思われた方も多かったのではないでしょうか。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は1985年に第1作目が公開されました。タイムトラベルを軸に、高いエンターテイメント性でタイムパラドックス(時の逆説)を表現した傑作でした。

その後、PART2、3と続き、現在でも年末の深夜映画などで一気に放送することもあります。

1985年のドクとマーティを中心に簡単に内容を説明しますと、
ドクがタイムマシンを完成させマーティと実験をしていた夜、ドクにプルトニウムを騙し取られたテロリスト集団に襲撃され、マーティは命からがら一人で1955年へタイムスリップ。マーティは1985年に戻ろうと、1955年のドクに協力を求め、のちに自分の母親になる女性に惚れられたのを、自分の父親になる男性となんとかくっつけ、時計台へ落ちる雷の電力を使って1985年に戻ると、テロリストに射殺されたと思っていたドクは防弾チョッキで難を逃れていただけでなく、過去を多少変えてしまった結果、タイムトラベル前の1985年より理想的な家庭環境になっていた―。

ここまでがPART1です。

未来を見てきたドクが、マーティたちの子供が未来で問題を抱えているというので、今度は未来の妻になるガールフレンドと共に2015年10月21日へ。マーティたちの子供が逮捕されるという問題を、自分の子供と入れ代わり立ち代わりしているうちに解決している最中、マーティの親世代のガキ大将だったビフ・タネンがタイムマシンを使い、あらゆるスポーツの試合結果が掲載されている年鑑を1955年の自分(ビフ)に渡してしまう。そんなことを知らずに1985年へ戻ったマーティ一行はタイムトラベル前とは世の中が変わっていることに気づき、その原因は2015年のビフが1955年のビフに渡したスポーツ年鑑だということを突き止める。年鑑を渡した日は、以前のタイムトラベルした1955年と同じ日であったため、PART1でタイムトラベルしてきたマーティと、PART2でタイムトラベルしてきたマーティが鉢合わせ(地球が滅亡してしまうという)しないようにしながら年鑑を取り戻すことに成功し、さぁ1985年に戻ろうとした刹那、ドクの乗ったタイムマシンに雷が落ち、いずれとも知らぬ先へタイムトラベルしてしまう。1人残されたマーティは郵便局員から渡された手紙からドクが1885年へタイムトラベルしたことを知り、PART1でマーティを1985年へ戻した直後のドクを再び訪れる-。

ここまでがPART2です。

うる覚えですが、こんな感じだったかと思います。
ドクとマイケルが来た日、というのはPART2のエピソードであり、そのなかで描かれた未来では車が空を飛び、映画の看板は3D、服は自動でサイズ調整と乾燥機能付き、ローラースケートはもはやローラーすらなく宙に浮き、紐靴も自動、など、まさに未来!といった感じでした。指紋認証など一部は現実化しているものもありますが、ほかは実用的なレベルにはなっていません。PART2が公開された1989年から2015年というと、世紀末も過ぎた遠い未来だったでしょうし、未来像にユーモアと期待を込めた表現だったと思います。

映画の中で描かれていたライフスタイルに近づくことはなかなか難しいとは思いますが、2015年10月21日に合わせて公開されたドクの映像でのメッセージがとても気の利いたものだったので紹介します。

「なんてことだ。私の計算が正しいなら今は2015年10月21日のはず。『未来』がついに来た。予想とは違うが、それでいいんだ。君の未来には、まだ可能性があるってことだから。未来は自分で作るものだぞ。毎日を大切にな。」

未見の方は是非。
https://www.youtube.com/watch?v=kE_eyLjp-xA&feature=player_embedded

映画の方も是非。

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